kumada

おとなの事情のkumadaのレビュー・感想・評価

おとなの事情(2016年製作の映画)
3.7
この映画の教訓は、たとえ夫婦であっても親友であっても恋人であっても携帯を見せ合ってはいけないということです(笑)。随分と面白い脚本ですね。最初のうちは笑い話で済んでいたゲームが徐々に深刻になっていく展開に引き込まれました。嫁・姑問題、年頃の娘と母親との仲の悪さ、不倫、妊娠、同性愛など、あらゆる男女間の問題が次から次へと携帯から湧き出してきます。これ、どうやってまとめるんだ?と思って見てたけど、結局何一つ解決するこなく何となく皆さんニコヤカに日常生活に戻っていきます。なにこれ?と思ったけど、最後の最後に種明かしがありました。座布団10枚!です。本当に脚本が上手いです。
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