とってもいいフランス映画でした！ラブコメディーだと思い込んでいたのですが、それだけではなかったですねぇ。意外に深い映画でした。身長１３６cmの彼氏を受け入れられるか、周りからはジロジロ見られ、偏見に晒される。でもとってもユーモアがあるし、才能ある建築家だし、優しいし、顔だってハンサム。でも身長１３６cm。プレゼントを買おうとセーターを選ぶと、１０才用の子供服になってしまう。どうしても周りが気になってしまうヒロインは、悩みに悩む。果たして。。。
ヒロインの継父のセリフが一番刺さりましたね。パニックになる母親に対して、自分だって耳が聞こえない障害があるという継父。母親は、それは障害で、外見はあなたは何も問題ないじゃないかと言うが、そんな母親を継父は「君の心に障害があるんだ」と言い放つ。
ストーリー全体も軽快でしたし、音楽もよかった。笑ってしまうようなシーンもいくつかあったし、楽しい映画でしたが、次第に深いテーマになってきて、あぁ、深いわぁ、心に響くなぁ、この映画、、と、エンドロールで思わず拍手したくなるような素敵な映画でした。
