みつを は「幸せは いつも 自分の心が決める」と言った(書いた)が、この映画では「障害は 君の心にある」と語られる。確かにそうだなあ、と思う。
不躾な他人の視線が気になるのも、心のどこかでその他人と同じように感じてる自分がいるからだ。
品位とは何だろうか。
それは他者を大事にする姿勢や、他者を思いやる姿勢や、堂々とした風格などを指すのだろうか。そしてそれは同時に、自分を大事にする姿勢や、自分を思いやる姿勢や、自分への自信なども含まれるのだろうか。本当は、心の中はコンプレックスだらけだったとしても、勇気ある態度をとり続けようと努力し続けるところに品位がうまれ、それがその人をかたちづくっていくのだと思った。
アレキサンドルのその姿勢同様に、品のある良質な映画でした。
それから、息子チャンもステキです!