終末医療についての短編ドキュメンタリー。人工呼吸器につながれなければ生きられない状態となった時、果たして延命治療をすべきか。医師がすべきことや家族や本人の意思は。
わずかな望みに希望を託す家族、本人の意思を尊重しようとする家族、正解はなくてケースごとにそれぞれの選択をするしかなくて。そのために医師には十分な説明や状況の把握が求められることや、本人や家族に寄り添う姿勢も求められるのかな、と感じた。医師の延命行為を虐待と思ってしまう看護師の話も分かるし、誰にとっても終末医療でベストの選択をする難しさが伝わった。
自分がもしそうなった時、延命要らないよ、と思えるけど、家族がその立場になった時に「延命要らない」って思えるかはまた別の問題かも。こんな所に、この問題の難しさがありそう。