癌告知を受けた男性とその奥さんと周りの人の話…。
転移してて何度か手術を受けて、副作用にも悩まされて。
そんな男性が周りを見る余裕が出てきて、あれ?なんだかおかしいぞって気づいて話は急加速。
奥さんが若年性アルツハイマーになってて。
最初のうちはお客さんへの対応とかなんとなくできてるけど、御主人の前だとやっぱり症状が出ている。
それは、どんどん、どんどん病状が悪化していくの。
ただ、男性の奥さんだったこと、御主人のことをとても大切な人だっていうことだけはなんとなく認識できていて。
観ながら、何度泣いたかわからない。
咽び泣く感じだった。
最初は自分の病気のこと、身体のことしか考えられない男性。
そりゃそうやんな。
そんな男性が、奥さんの病気に気づいて「僕が介護してやらなあかん」って思ってからの行動。
本当にすごい。
とてもいい関係の御夫婦やったんやろうなー。
そして、周囲の人の協力もなければこんなにこの男性は頑張れなかったやろうな。
介護は介護者だけじゃなくて、周りのサポートもほんまに大切って感じた。
作中に、ちょこちょこ出てくる奥さんへのラブレター。
これも本当に素敵だった。
ぜひこの作品は観てほしい。
御夫婦で観るのもおすすめ。