八重子のハミングの作品情報・感想・評価

「八重子のハミング」に投稿された感想・評価

Masumi

Masumiの感想・評価

3.6
シニア・日本版「私の頭の中の消しゴム」みたいな...純愛看病もの。
私にとっては、感動するよりまず、アルツハイマー怖い...ってのが一番でした。
病気の現実を知れたことは良かったかも。
今から認知症予防心がけよう。。。
【 智恵子は 見えないものを見、聞こえないものを聞く 智恵子は 行けない所へ行き、できないことをする
智恵子は 人間界の 切符を もう 持たない】
智恵子抄

共に教師として 連れ添った 石崎夫妻

人生は 時として 残酷

夫(誠吾)が ガンを発症
妻(八重子)は 取り乱す

【 お父さん お父さん !
お父さん死ぬんか】

追い討ちをかけるように 八重子には
若年性アルツハイマーの兆しが

本編を通じて ずっと 誠吾が 八重子に寄り添っている 八重子が 何をしても 優しく
見守り いたわっている

榎木 【もしかすると お前をガンと闘わせるために 自分がアルツハイマーになったんかもしれんのぅ】

妻を残して 自分が先立つわけにはいかない

12年間の 壮絶な介護

榎木 【 お前は医学の世界に 奇跡を起こしたよ アルツハイマーは5年で寝たきり
持って8年 八重子さんを見てみい
食事を自分で噛んで 飲み込んどった
声を出して 笑ろうとった
なにより 最期の顔じゃ お前がそばにおって 優しくしとったから あんなに穏やかな顔で送られたんじゃ

八重子さんの 人としての尊厳を お前は守ったんじゃ 】

歌好きだった八重子さん
誠吾には 今も聞こえる
八重子さんの ハミング
Hitoshi

Hitoshiの感想・評価

2.7
実話を基にしていても、どうして講演の形をとってしまったのかがわからない。感情移入しにくかった。
また、認知症の描き方にも違和感があって、もう少し認知症について知った上で映画にしてくれればと思った。
はる

はるの感想・評価

3.0
後援会の話してるところがいらないなぁと思った。
娘とのお風呂のシーンは切なくて泣いた。
年の召した方がラブホに入る所は、面白かったけど、あとはなんとも言えない悲しみがこみ上げてくる。
アルツハイマーとその病気に対する介護の描写がとてもキツくて、観ていて辛かったです。

すごいありふれたことなんだけど、この映画を観て、やっぱり思い知らされました。

それは、本当の意味での強さとは自分以外の人間にどれだけ優しさと愛情を注げるかということ。

どんどん見る影がなくなっていく奥さんを健気に支える主人公の姿に泣かされました。
メイ

メイの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一応ねたばれ?かな?
映像美とかよりも、本格的にストーリーで引き込んでくる映画。
八重子さんの演技がめちゃめちゃ上手い。アルツハイマーの役なんて難しいだろうに、徐々に病状が悪化していく過程が丁寧に演じ分けられてて凄かった。
勉強になるというか、学ばされる台詞も多い。

妻が記憶を失くしていくことを、しっかり思い出にしよう

教育の結果は20年先に出ればいい

素敵です〜。
達観というと言い過ぎかもしれないけど、遠くをよく見れる人の言葉だなぁって。

時々、画がシュールに感じられるところがあって気になったけど…運転してるシーンとか、車のCMが思い浮かぶような撮り方で、これはどうなんだろうと若干考えた…。
でも美術の配置とかは好き。寝室の枕元に行燈とか、男先生の書斎的な部屋の机と明かりの感じとか、いいなぁっておもいました!
 吉田拓郎の「我が良き友よ」という歌がある。先日亡くなったかまやつひろしが歌ってヒットした曲だ。その中に「男らしいはやさしいことだと言ってくれ」という歌詞がある。男らしさとは強くたくましいことだが、強くたくましいとは即ち、人にやさしくできることなのだと、そういう歌詞である。

 人は無一物の裸で生まれてくる。泣き喚く声は大きいが、それは強さではない。自分の存在を知らせて守ってもらうための泣き声だ。生まれたばかりのときは、ひたすらに弱い存在である。
 成長しはじめると間もなく、強さを求めるようになる。他と比べて優れているという物理的な証拠を求める。それは自分の存在理由を証明し、自己の存在を肯定するためだ。そして人類の大半は、この段階に留まっている。互いに競争し、優劣を争う。世間の価値観に精神の自由を蹂躙され、権威や流行を崇める。豪邸に住んで高級車に乗り、ブランド品を身に着ける。それが勝ち組だと自己満足に浸る。そのくせ心の内では、負け組に陥る恐怖に身を竦ませている。

 強さはやさしさだというフレーズは、すでにおなじみである。多くの映画や小説、漫画で言い尽くされた感さえある。吉田拓郎の歌がリリースされたのは1975年だ。既に40年以上も経っている。
 にもかかわらず、人はいまだに強さがやさしさであることを理解していないように見える。他人を物理的に支配することが強さだと勘違いしている人が多いように見えるのだ。
 店の店員や窓口の役人みたいな、言い返すことのできない立場の人間を土下座させる人が強い人と言えるだろうか。部下に暴力を振るい、怒鳴り散らす上司は強い人間か。格闘技を習い、武器を携帯する人は強いのか。軍事に膨大な予算を費やし、強大な武器を手に入れたら、その国は強い国なのか。
 誰もが、そんな人は強い人ではないし、そんな国は強い国ではないと思うだろう。表面的な強さを求めるのは恐怖の裏返しであることは誰でも知っている。知っているが、我々は内なる恐怖をなかなか克服できない。

 この作品は、やさしさについての映画である。つまりそれは、強さについての映画でもあるということだ。人は無防備で生まれ、成長するにつれて強さを獲得していく。しかしそれはおもに他者に対しての強さであって、自分の内なる恐怖を克服する強さではない。
 アルツハイマーを患った人は、徐々に赤ん坊に戻ってゆくような弱さそのものの存在である。そういう存在に対してやさしくすることは、自分のなかの恐怖を克服し生理的な嫌悪感を律する強さが必要とされる。
 高橋洋子はそんな無防備な赤ん坊のような老妻を存分に演じていた。夫役の升毅はやさしく妻を介護する夫の内なる強さを十分に表現していた。ベテラン俳優の渾身の演技だ。升毅はこの映画が初めての映画主演とのことだが、1億3千万人を泣かすことができる作品の主演俳優として、誇れる仕事をしたと言っていい。

 印象的な台詞が満載の作品で、観客によって心に残る台詞が違うだろうが、ひとつ挙げるとすれば、孫が授業参観で読み上げる短い作文だ。アルツハイマーの祖母をいたわる強さとやさしさに満ちた文章で、泣かずにいられる人は少ないだろう。
小次郎

小次郎の感想・評価

3.3
歌のTV番組で本人さんの話を聞いた後に見たもので...老いを考えさせられる映画。
かつ

かつの感想・評価

3.6
若年性アルツハイマーの辛さを知った。
赤ちゃんへと逆戻りする病気で一人では何もすることが出来なくなってるのを見てると苦しくて辛くて、涙が止まらんかった。
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