ボスニア・ヘルツェゴビナ、首都サラエボ近郊、100年の歴史あるブレザ炭鉱。この知られざる地下世界をひとりの日本人が単身、カメラを持ち生々しく捉えた。 一筋のヘッドランプの光だけが映しだす…
>>続きを読むわたしたちは確かに
炭鉱に、ボスニア、ヘルツェゴビナに
その場に“いた”
轟音で鳴り響く切削機の作業音
トロッコを進む滑車
人々と、揺れる機械と共にあるカメラ
振動と暗闇
錯綜するヘルメットのラン…
ボスニアの過酷な炭鉱での地下労働。しかしそこで鳴り響く機械の作動音、炭鉱夫がかぶるヘルメットのヘッドライトが暗闇に描く光線の軌跡に魅せられる。すべてのショットが完璧な構図におさまっていて、美しい。装…
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