ボスニアの過酷な炭鉱での地下労働。しかしそこで鳴り響く機械の作動音、炭鉱夫がかぶるヘルメットのヘッドライトが暗闇に描く光線の軌跡に魅せられる。すべてのショットが完璧な構図におさまっていて、美しい。装…
>>続きを読む炭鉱労働者のヘッドライトがレンブラントの絵画のような強烈な明暗対比の照明を構成していて、現場で起きているあらゆる事象を活用しながら、ここまで完璧な画面を構築できるというのが驚き。地下におけるどのショ…
>>続きを読むがっつり失神して寝てしまった。
映画の時間の流れは、物語に乗って進んでいくか、もしくは物語のない場合には滞留するか、に大別できる、だろうか?
この『鉱』の場合、物語はない、が、しかし時間は滞留せずに…
「どんなに稼いでも死んだら意味ないから」と憤ってる男の人の表情が印象的だった。
鉱山で働く人たちの表情は、死を否応でも意識するからか、力強い。
鉱山を出て外でシャワーを浴びる話してる時の顔は一変し、…
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