銀幕短評 (#274)
「At the terrace テラスにて」
2016年、日本。 1時間 35分。
総合評価 33点。
パーティーの終わった豪邸のテラスで、居残った来客数名と家のあるじ夫婦が繰り広げる奇妙な会話劇。
不道徳、不謹慎のきわみを突き破って 笑いを取りに行くつもり。だが、うんともすんとも おもしろくないぞ。最後の着地も尻すぼみだ。
山内ケンジ監督作では、「ミツコ感覚」(#262、23点)よりはマシな出来だが、快作「友だちのパパが好き」(#259、88点)には、及ぶべくもない。もうひとつ観ようかな、やめておこうかな。
一か所、「パルプ・フィクション」(#209、41点)のパクりには笑えました。