At the terrace テラスにての作品情報・感想・評価

「At the terrace テラスにて」に投稿された感想・評価

 ホームパーティのテラスでさほど親しくもない人たちが、互いに気を遣いながらも徐々にこじれた展開になっていくというワンスチュエーションの、気まじぃ系コメディー。
〝来客がほとんど帰ったホームパーティーの残りの人たち〟による話となると、正直、「この雰囲気になったら帰るでしょ普通(笑)」という抱いてはいけない問いが都度都度出てきちゃう。

 個人的にはもっと日本人的な、人間関係のズレとかそういった奥ゆかしい気まずさを期待していただけに、普通に寝取り系(?)が話の半分を占めているとは思わなかった。そもそも普通の感覚とはズレた人多めだったような……。
 部下の奥さんに強い酒飲ませてどうにかしようとするってどうなん!
 「100%富裕層向け映画」という惹きのあるキャッチコピーの割に、蓋を開けてみればその酒が高い銘柄ってこと以外ほとんど富裕層とは無関係だったような。

これ、海外映画だったらすんなり入っていけたんだろうけどな〜〜。面白いんだけれども個人的には気になる点のほうが多めだったかも。キャストを全員外人、プール付きのテラスで再撮希望です!
 
くそ最高。やっぱり石橋ケイ姉さんだな。終わり方がやばい。劇観たかった。吉祥寺は行きたい。平岩紙さんと石橋けい姉さんの正に怪獣総進撃
まさか

まさかの感想・評価

4.3
第59回岸田國士戯曲賞を受賞した『トロワグロ』を、演出家本人が、舞台の時とまったく同じ俳優で映画化した作品。

山内ケンジは舞台と映画を自由に作り分ける才能として稀有な存在だ。映画『友だちのパパが好き』があまりにも面白かったので今作にも興味があったが、期待以上だった。いずれの作品も、登場人物をにっちもさっちも行かないどん詰まりの状況に追い込む手つきが素晴らしい。下らなくてバカバカしく、取るに足らない話であることも共通している。

前作は親子ほども年の差のある男女の痛々しく愚劣な恋愛話だった。サラリーマンの男と女子高校生が、彼女の執着にも似た思い込みによって男女の関係になり、当然ながら周囲を巻き込んで、自分たちを取り巻く人間関係を次から次へと壊していく。

本作にもまた粗忽な人物ばかりが登場し、小さな我欲を丸出しにしてやりたい放題を押し通す様子が、清々しいまでに堂々と描かれる。「100%富裕層向け映画」というキャッチコピーがとてもステキに不穏な空気を感じさせる。これほどまでに下品で、これほどまでに面白い作品に出会うことは稀である。人の性(さが)のバカバカしさ、可笑しさ、哀しさを表現し尽くしているという点で他に類を見ない。いまだに平岩紙の白くて細い二の腕が目に焼き付いて離れない。
metamegane

metameganeの感想・評価

2.9
演技や気まずさの演出は巧い。
富裕層を茶化したいんであれば、
このオチは強引かつ品性に欠ける。
sonozy

sonozyの感想・評価

4.0
“演劇界の芥川賞” 岸田國士戯曲賞を受賞した山内ケンジ氏による舞台『トロワグロ』を、公演時と同じ監督・キャストで完全映画化。

ある夜、専務の屋敷に集まった人たちの嫉妬と欲望の生態。
場面はほぼその屋敷のテラスのみ。
登場人物は7人。
専務(岩谷健司)と妻の和美(石橋けい)、グラフィックデザイナーの斉藤太郎(古屋隆太)と妻はる子(平岩紙)、胃を摘出した病み上がりの斉藤賢人(岡部たかし)、トヨタ勤務の童貞っぽい田ノ浦(師岡広明)、そしてトヨタへの就職が決まった専務の息子 照男(橋本淳)

はる子の色白で美しい腕を褒める男たちと、それに対抗する豊満バストアピールの和美のバトルに留まらず、"エグい"ストリーが展開されます。

これぞ、山内ケンジ ワールド。クセになります。笑

"100%富裕層向け映画"というキャッチコピーも面白いですが、実際、クラウドファンディングで富裕層のパトロンを募集し目標の80万円を超える105万円を達成したみたいですね。
ゆか

ゆかの感想・評価

3.5
これは共感できる人とできない人で分かれる気がする…
ラストが衝撃的なBLすぎて衝撃w
要注意な作品です笑
Rosso

Rossoの感想・評価

4.3
いかん、引き込まれすぎた。
絶対居合わせたくないあの場は覗き見するには最高に口角上がりっぱなしな楽しい世界。
すげえな〜脚本もせやけど、演じる方もよくやれるよなあ、と。笑

ひたすらに会話劇、
テラスしか映らん完全ワンシチュエーション、これが一体どうして釘付けになるほど面白いんやと!

平岩紙さんの絶妙なブス加減ほんと好き(失礼)
変なダンスのある映画は名画の法則守られたわ。
どうでもいいんですけど仮面ライダーアギトの水のエルの頃から、つまりワイ小学校低学年とかの頃から“変な顔だなあ”と目をつけていただけあって不意に出会えた時注目してしまうんだがいつも最高。(めっちゃ早口)

あとは ぼぐだぢ拗らせ男子 としては、トヨタ氏のあの立ち位置よ...!!
ああいう場でああいうポジションに帰結するのほんとな、そうなるよな。
触れちゃいかん禁忌のアレだと思ってましたが、見事に描いててなんかいたたまれなかった。泣

普段からこの人はどんな気持ちなんだろう、何考えてんだろうと、必要以上に詮索する癖のある僕には美味しすぎる教科書でした。


やっぱり人間関係つうか対人関係っつうのかな、は自らするもんじゃなくて側から見るのが面白い。
僕のツボ抑えまくりな良作です。
ギャス

ギャスの感想・評価

3.2
ほんとに"ヤラシイ"話だ。

泣くタノウラが切なかった。
あれはあれで、頑張ってるんだよ。ぜんぜんダメだけど。
あぁ、みんなそうか。みんな精一杯生きてるのか、虚栄や保身や欲望やストレスにまみれながら。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.9
山内ケンジの「ミツコ感覚」のキモさにちょっとだけハマってしまったのでこちらもトライ。
いやーイライラするわぁー
と、思いながらも耳ダンボにして聞いちゃう他人の飲み会的な。

この専務の家、都心なら間違いなくセレブだけどもこんなダサくて白々しいパーティ絶対行きたくないわ!
と、思ったのもつかの間、こんな面白すぎる展開になる可能性があるなら傍観するには面白いかもね♪

セレブという化けの皮が剥がれたとき、いいオトナたちの中学生並みの幼稚さが顔を出す。
酒の力って怖い、私が一二を争うくらい嫌いなのが酒の席で喧嘩する人間なのだけど、こうして女の嫉妬が絡むとややこしいんだね。
私は幸運なことにまだ遭遇したことないけど、これからも遭遇しないように気をつけよう。

一番かわいそうなのが独り身のさいとうさんなのは間違い無くて、その次にさいとうさん夫婦が割とまともな感覚なのかと信じてたのに、後半の壊れっぷりよ・・・笑
平岩紙ちゃんいいわ、好き。

カオスに見えて考え抜かれた舞台風な構成。
映画として良いかどうかは分かんないけどまぁ思ったより全然楽しめた。
日本中の酒癖悪い人にはぜひ自分の醜態を学ぶ上で見てほしい作品です笑
おいも

おいもの感想・評価

4.2
サイテーで面白い。
最後のふたりが楽しそうでなによりでした。
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