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オリエント急行殺人事件のタクのレビュー・感想・評価

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)
3.5
 オリエント急行の中で起こる謎の殺人
   犯人は一体何者なのか、、、?
[ストーリー]
世界一の探偵エルキュール・ポアロ彼はありとあらゆる事件を解決し、「灰色の脳細胞」を持つ者として知られていました。

日々の捜査に疲れた彼は休暇にオリエント急行に乗り込みます。
しかし、その列車の中には殺人鬼が乗り込んでいたのです、、、
[キャスト]
ポアロ:ケネス・ブラナー 
メアリー:デイジー・リドリー
ヘクター:ジョシュ・ギャッド
ハリエット:ミシェル・ファイファー
ハードマン:ウィレム・デフォー
ピラール:ペネロペ・クルス
ナタリア:ジュディ・デンチ
ラチェット:ジョニー・デップ
[監督] ケネス・ブラナー

[感想]
・〈豪華なキャスト✨〉
様々な作品の主演を飾られる様な方々が 容疑者、加害者として登場します。

まず驚いたのは、ジョニー・デップの扱いです。
映画中盤まではかなりハイペースで登場しており彼にしかだせない独特な雰囲気が作品の良いスパイスになっていました!
しかし、まさかのこの殺人の被害者になつてしまいます笑
けれど、この殺人には深すぎる意味があり
彼の死もストーリーに欠かせない展開になるので、この重要な人物はジョニー・デップにしか任せられないと感じました!

他にもこの列車の中の乗客として、ハリウッドスターが集結しました。
一人一人が独自のオーラを出しており、
このキャストだからこそ、出来た脚本だと感じました。

〈ストーリーはちょいむず?〉
見る前から懸念していたのですが、ストーリーと殺人のトリック、犯人の動機は集中して見ないと理解出来ないと感じました。

殺害のトリックを推理というよりも、何故この殺人が起きたのか? 動機は一体なんなのか? を重視しておりこの2つの要素をしっかりと追えてればラストの衝撃💥を堪能出来るかと思います!

〈ケネス・ブラナーが良い!〉
この作品の監督であり、主演のケネス・ブラナー。
始めてこの作品で彼の演技を見たのですが、見事にはまり役でしたね!

温厚で、知識人で、推量力が抜群! しかし、犯人には厳しく、、
日本で言うところの相棒の杉下右京みたいなキャラクターに感じました。
主人公として、圧倒的なキャラクター性もあり演技力も抜群にあり、お見事な主役でした!✨

[最後に]
舞台が列車内、更に外は冬の季節の雪に覆われた山々の風景、この設定だけでもワクワクしたし、映画として見映えが良い👍️と思いました!

ストーリーに関しては、割りとゆっくりな話で進んでいくが、証言者からどんどん出る話をしっかりと話の主軸として捉えて置く事が大切だと思います!
ラストの結末はお見事だったので、個人的にはオススメです!
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