舞台は宇宙ステーション。火星の土壌から地球外生命体「カルビン」が見つかり、歴史的な発見に喜ぶ宇宙飛行士たち。しかし、ある実験がきっかけとなってカルビンの凶暴性と脅威が明らかになる、というストーリーのSFホラー。
見どころとしては、無重力空間の映像表現が特に面白い。空気中を血液が漂う映像は自分はあまり観たことがなかったので、怖さと美しさが感じられる良いシーンだと思った。
また、地球外生命体カルビンのデザインもカッコよく、クトゥルフ神話的な禍々しさと、どこか優美な雰囲気を感じる造形になっている。
俳優陣もライアン・レイノルズや真田広之など豪華で安定している。キャラの掘り下げは少ないし、台詞がちょっとクサいかなぁとは思うけど。
全体的にホラー感は薄めでジャンプスケアも少ないので心臓に優しい。
終わり方はゾクゾクっとして大好き。カルビンが人類の脅威になるかはコイツが単為生殖(1人で勝手に分裂したりして数を増やせる)の能力を持っているかが重要だと思うけど、最初の状態を見るに何となく出来そうな気がするな〜
■共通項目
脚本：☆☆☆
映像：☆☆☆☆☆
音楽：☆☆☆☆
役者：☆☆☆☆☆
キャラクター：☆☆☆☆
オリジナリティ：☆☆☆
個人的好き度：☆☆☆☆
■ジャンル項目(SF、ホラー)
ビックリ度：☆☆
ドキドキ度：☆☆☆
絶望度：☆☆☆☆☆
(恐怖度：30)
