前夜上映で。IMAX画角になることはなく、おまけに暗いシーン多めなのでこれはドルビーシネマ案件だなと思った。
あのダークナイト・トリロジーぶりの映画化ということでかなりハードルが上がっていたが、原作に近いバイオレンスな雰囲気でノーラン版とはちょっと違う切り口だった。
本作はとにかく撮影が凝り尽くされてて、「この撮り方よく思いついたなー」となるシーンが多かった。ストーリー自体はゲーム版とかで見たことあるようなもので、探偵的な活動パートが多いのもあり若干インパクトにかけるが、撮影の見事さのおかげでカバー出来てしまっていた。ちなみにDuneと同じ撮影監督らしい。
マーベルみたいな面白みのない撮り方してたら3.8かな。
最近裏方に行き始めたポール・ダノが久々にサイコな役にカムバックしてて嬉しい。ロバート・パティンソンの荒々しく不安定なバットマン像もクールで良い。
