もしもバットマンがヒーローじゃなかったら
ちなみにみなさんご存知ないと思うので言っておこうと思う。
バットマンの弱点は決してアゴではない。
そう、アゴではないんだ。
で、今回のバットマンはというと、恒例になってるけど、このあらすじも特に読まないでよろしい。
ゴッサムシティという超犯罪が横行してる治安激悪な都市があります。
そこには人知れず法で裁けない悪党どもをやっつける人物がいる、その名もバットマン。
月夜にこうもりのマークが映し出される時、それは無法地帯の悪党が恐怖に慄く時間。
こうして闇夜の正義の執行人としてのバットマンは暗躍していた。
そして、とある殺人事件をきっかけにバットマンを含むゴッサムシティが多大な影響を受けていく。
ってな感じ。バットマン全部こんな感じ。
本編は結構説明不足な点が多いので、バットマンを知らない人だとまず、あれはどういう意味なのだろうか、と置いていかれ思考がそっちに持っていかれる可能性があるのでご注意。
物語が進むにつれて理解できるとは思うので予備知識は必要はない。
まずは所感から、今回のバットマンからはダークヒーロー感が感じられなかった。
バットマンの設定をうまく拾ったミステリーといった印象。
これはこれでとても良かった。
悩める青年ブルース・ウェインが色濃く出ており、これまでのバットマンとはまた違う観点からバットマンの物語を追うことが出来てバットマンの解釈がまた一層広がった。
ダークヒーロー感はなかったとはいえ、バトルもカーアクションも見応えがあったし、ホラーっぽい演出なんかも入れちゃったりして、3時間という長尺ながら気づいたら終わっていた。
シリーズを知っていれば馴染みのあるキャラクター『キャット・ウーマン』『ペンギン』『ゴードン刑事』そして『リドラー』が登場するが、やはりこれまでのもののイメージは捨ててしまった方がいい。
あと、公式ホームページにはちょっとしたネタバレがかかれているのでお気をつけて。そんなに気にするところでもないけど。
さらにいうとやや違うんだよなーという表現がなされているのは否めない。
『ジョーカーの衝撃を超える〜』は個人的にはどうかな?ジョーカーが衝撃的過ぎた。
マスクの下の嘘を暴け。っていうのも違う気がする。
『ジョーカー』の時もそうだったけど、このフレーズは本編を観て考えているのか甚だ疑問。
まぁ、売り方はそれぞれだから、映画の内容には関係ないところではある。
とりとめもなく書いてみたらこんな感じ。
このアプリ、ネタバレなしとネタバレありで両方感想かけたらありがたいんだけど難しいのかな。
ひとまずネタバレなしで。
もう少し考えて追記するかも。
パンフもほしいけど売ってなかった。