ついに来た、大虐殺!
こんなのネタバレされる前にとっとと観ておいた方が良いでしょう。
予告からして期待感高い。
ヴェノムと言えばスパイダーマン。
カーネイジと言えばスパイダーマン。
つまり…何て事を考えていた自分が浅はかであった。
これはね、これでいいのだ。
前作よりもノリが軽く案外あっさり観られる。
体感も早く感じるが実際も97分と長くない。
むしろ、色々省き過ぎて味気なさすら感じるが潔い。
正直、カーネイジの活躍を過度に期待していた私にとっては少々物足りない。というのが率直な感想。
カーネイジはもっと大物だから、今回の敵役としてはもったいなかったのではなかろうか。
やりたかった事もわかるんだけど何もカーネイジをダシにしなくてもいい。
戦闘シーンはやや見づらく大体誰かが吹き飛んでいる。
決着も何か正直つまらない。
所々熱いシーンもあるので退屈はしないし面白いのだけれども、相反する気持ちが沸々と出てくる。
ただ、カーネイジの背景にステンドグラスが来るシーンは素晴らしい。
悪役としてのウディ・ハレルソンは魅力的だったんだけどキャラ付弱い。
その恋人役も。
何にせよ、これで面白くないわけはない。
後は最後まで刮目せよ。
これに尽きる。
あ、トム・ハーディはもちろん良い。とても良いです。
それと翻訳のアンゼたかし氏が巧みなのか、言葉遊びが上手い。これどうなってるの?
とりあえず初見ではこんなところ。
パンフレット読んだら書き足すかも。