2011年に実際に起こった13人もの中国人が惨殺された「メコン川中国船襲撃事件」を題材にした、中国の公安とゴールデントライアングルを拠点とするシンジケートとの対決を描く。
実話を元に、という事なので黄金三角地帯をもっと如実に描いてるのかとおもったら、アクション多めで割とエンタメ寄りでした。余り突き詰めると、タイ、ラオス、ミャンマーとの国際問題に深入りしちゃいますからね。そこら辺は微妙なままで、中国ナメたらアカんよと言うのがメインテーマでしょうか。後半がちょっと長かったなぁ…とか言ってはいけません。公安の目は厳しいです。
それでも三角地帯の実状や、麻薬で洗脳された子供達の状況が垣間見られて怖ろしかった。
先代の麻薬王クン・サーは実在の人物ですね。「クン・サーは投降したがノー・カーが現れた。そして次は、」と言うところが一番のリアルかも知れない。
主演の隊長チャン・ハンユーさん、なんか見覚えが〜と思ったら、「マンハント」でしたね。渋くてイイですねー。後、一番活躍したのは犬。
