このレビューはネタバレを含みます
【ストーリー】
黒人のクリスは彼女の実家に挨拶に行くことに。
彼女の両親と弟は黒人差別をしないと彼女から言われていたが、黒人の召使いが２人いたり、接し方が少しおかしかったりと、違和感を感じることがあった。黒人の態度も妙に白人ぽいというか違和感を覚えた。
また、彼女の母は精神科医、父は外科医師であった。母は喫煙家のクリスに催眠療法で治せると話し、催眠術をかけた。
後日、亡くなった祖父の為の定期パーティがあった。そこでも黒人を見かけるがおかしかった。
その黒人を撮影しようとフラッシュをたいたら、黒人がいきなり、ここから出ていけと暴れ出した。その黒人の写真を友人に送ったクリス。
更に不信感を抱いたクリスはその日の夜に帰ろうと彼女に伝えた。
そして、夜、家を出ようとすると、両親と弟が起きていた。無理に帰ろうとするが、母の催眠術のコップとスプーンが当たる音で催眠術にかかり、意識が遠のく。
目が覚めると地下室の椅子に固定されていた。
目の前にはテレビがあり、そこから流れ出た映像は祖父が出ていた。
祖父は昔から研究していた凝固法が確立されたと説明。それはなんと、人の身体を乗っ取り、他人の意識を植え付けるというものであった。
その人の脳の一部を削り、意識を地の底に落とす。そして、他人の意識部分の脳を植え付け、乗っ取らせるというものであった。
みんな、黒人の強靭な身体に憧れ、欲しがっていた。家にいた召使いの黒人は祖父と祖母であった。
暴れている内に椅子の綿が取れ出し、その綿を耳せん代わりにすることでテレビからの音声を遮断していた。
そして、クリスを迎えにきた弟を襲い、次に父を殺害。その次に母を殺し、家を出ようとした時に生きていた弟が襲いかかる。何とか振り払い、弟の顔を踏み潰し殺害。彼女はイヤホンで音楽を聴いていた為、クリスが出てから気付く。クリスが車で走ってると、目の前に祖母が飛び出してきた。意識は違うが身体は黒人であり、過去に自分の母を見捨てたクリスはそのまま放置することができず、車に乗せることに。乗せて走っていると祖母の意識が戻り、襲いかかる。
バランスを失った車は木に激突し、祖母は死亡。今度は後ろからショットガンを持ってきた彼女と祖父が。祖父がクリスに襲いかかった時に、フラッシュをたいたクリス。祖父はクリスを殺す為に彼女からショットガンを受け取ろうとする。
受け取った祖父は先程のフラッシュの影響で元の人格に戻っており、ショットガンを姉に発砲。その黒人は次に自分の頭にショットガンを撃ち自殺。最後に彼女と論争になり、彼女の首を絞めようとするが出来ず。やめた所で警察が登場したと思ったらクリスの友人であった。クリスはそのまま友人のパトカーに乗ってその場を後にし、彼女はそのまま出血多量で死亡した。
【感想】
面白かった。最後までハラハラしたし、みんな殺されていく所は、とても胸がスカッとした。
その部分はホステルに近いなと。
タイトルのゲットアウトが身体を乗っ取られた黒人が言っているって意味だってのが面白い。
胸スカ映画としてとてとオススメ。
