原作漫画は既読。ドラマ版は未視聴。
と言っても原作も途中までかな。
私の中での宇相吹イメージと松坂桃李はベストマッチなので、化学反応として楽しみに鑑賞。
物語は、自らは直接手を汚さず、催眠のような力を使い、依頼人の殺したい人を殺す謎の黒スーツの男を警察が追うという内容。
一見すると松坂桃李は、それほど悪いやつじゃ無いのかなという印象を抱かせる。
ごめんなさい。だいぶ悪いやつでした。
現代の喪黒福造かと思うような後出しジャンケン。
原作とは警察内部の関係者相関図がだいぶ違う。
改悪とは思わないけど、沢尻エリカはあまりイメージに無いかな。
前半は中々のスピード感。
もう少し丁寧にふっても良い気がするけど、まぁ時間が映画だしね。
と思ったら中盤以降は逆にエピソードを長めに。
緩急すごいな。打ち取られるかと思ったよ。
大方の予想通りの展開ではあるけれど、ミスリードかと思った沢尻エリカが結局そのままで、気付いたら敵役交代してた。
すぐに真打登場したが、そのままあっさり終わる。
トリュフとかフォアグラとか豪華な食材を煮詰めて味の調整をしている間に、良くわからなくなってしまって、最終的にはコンソメの味しかしないスープを飲んでいる様でした。
というかそんな事よりキャストが豪華すぎやしませんかい。
水上剣星や忍成修吾はちょい役やられキャラでもしっかり存在感出せるから凄いよ。
そしてやっぱり芦名星は良い役者さん。残念でなりません。
間宮祥太朗と新田真剣佑が出ていると、たまに混ざってしまうもう若く無い私の脳内。あと野村周平も（今作出てません）
今野浩喜は役者として大成した芸人さんの一人だとは思うけれど、出てきた時点で犯人感があるから困る。
今作は好きな役者さんが沢山出ているのが凄い嬉しかったです。
