咲 Sakiのcoroのレビュー・感想・評価

冒頭から話が飛んでいきなり県の予選大会へひとっ飛び。
既読前提？ なんて思いながら見ていると、その飛んだ時間は後々、決勝卓を囲む選手たちそれぞれがたどってきた軌跡に割り当てられていく。
ピンポイントで照らされるエピソードも無駄がなく、どのシーンをとっても簡潔で印象的。
スタンド使いのように現実離れした想定外のキャラ設定が、稚拙さも含めて彼女たちにピタリとはまっていて、予想外に楽しめる。

いつも凛として見える、物静かで清楚な主人公が目立たないのに魅力的。