退去(意味深)
何かの更生施設を出所したっぽいジャッキーさん。ここからは本格的な社会復帰に向けて、支援者の提供住処に住み込んで働いていくようだ。
そうして招かれた”ヘイヴンハースト”なる、かなり豪華目なマンション。先に来てるはずの友達は音信不通のまま、この施設を去ったとのことで、かつてその友達が使っていた部屋を割り当てられるのだが、初日から利用者に隠す気ゼロな悲鳴や物音の嵐で…みたいな。
隠し扉に、隠し床、隠し地下に、隠しカメラ…盛り沢山なカラクリマンションはとても面白いです。あらゆる更生対象が集まってるとかも良いと思います。
…ただ…ただですね。他が致命的に薄いんですよ。意味深超えて意味不明のサラちゃん…コロッセオ辺りの拳闘士にしか見えない怪人…全てを無に帰す警察…極めつけの弱すぎるオチ、「おい急にどうした!!」と叫びたくなります。
序盤にあったかなり上等なゴアや仕掛けを思い返すと、作ってて途中で飽きたとしか思えません。でも何気に色々と伏線未満の何かは振り撒かれてたりしたな〜と思うので単純に見せ方があれなのかも…もしかして監督も”退去”した?(有力)
個人的に気に入ったのは、バラエティ過ぎるボッシュート、下半身なくなりおじさんです。