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亜人のsebaloveのレビュー・感想・評価

亜人(2017年製作の映画)
3.3
コミック原作ありだそうですが、読まずに観賞。

原作を知らない観客向けに亜人とは?という説明から映画は始まります。
亜人は死なず、からだの一部さえ残っていれば再生できるので、発見された亜人はいろんな企業の実験台として何十回、何百回と殺されます。
佐藤健演じる主人公は、国内三人目の亜人として保護という名目で実験台にされているところを別の亜人に助けられるのですが、そいつが人間をガンガン殺していくのについていけず、対立して闘うというようなストーリーです。

マンガ実写化としては結構面白かったです。もっとCGにお金かけたりしたら見ごたえあったのかな。ちょっとショボかった気がします。日本じゃ3Dとか無理なんですかね?予算的に。

スゴく気になったのが綾野剛。役作りの結果が表情といい、話し方といい、まるで船越英一郎なんです!あのまま東尋坊あたりで犯人と対決しても何の違和感もないくらい船越英一郎なんです。アクションのためのからだ作りとかがんばってるんだろうけど、それを上回る船越英一郎ぶりに、映画を観ている間ずっと笑いがこみ上げて困りました。

佐藤健は安定とでも言うんでしょうか。城田優は顔がくどくて苦手なんですが、この映画では髪で顔がほとんど隠れているのでちょうどよかったです。

女優さんのほうがイマイチでした。川栄李奈はちょっと…他に誰かいなかったんですかね。女性ファンのために、可愛すぎる女優は外したんでしょうか。

ラストが続編ありそうな終わりかただでした。もしあれば見に行ってもいいかなぐらいは思ってます。
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