takanoひねもすのたり

亜人のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

亜人(2017年製作の映画)
3.0
原作は3巻までしか読んでないです。

いかにも漫画の実写化って感じ。
説明の字幕が流れて世界観を説明してくれる。
それはいいのですが、漫画だと違和感が無い、
"ゲームは終わりだ"
"イッツショータイム"
とかのキメ台詞が実写ではムズ痒くて、ええい何とかしろ!と思ったりしました。

佐藤チームのアジトの生活感の無さや、入院していた妹ちゃんが全然元気なことや、20年間政府に捕まって人体実験されていたというのに、やってる実験が非常にヘボいとかいろいろありますが、元が漫画なので不問として。
ユーレイならぬ影みたいな奴のCGがちとしょぼいのが残念。

それにしても綾野剛無双でした。
彼の「ながいく〜ん」のイントネーションが頭について離れない。
少し間違えるとギャグになりそうなキャラでしたが、うまいことシリアス部分に留まっていた感じがします。
あと服を着るの早すぎませんか 笑
ともかくアクションが一番決まっていたのが彼ではないでしょうか。
銃撃戦も近接戦も見せ見せでした。
一方の佐藤健も頑張ってたと思います。
ちょっともっさり気味の城田優も及第点。

原作を途中で断念してるので詳細は知らないのですが、アクションだけ見るにはいいのじゃないでしょうか。
個人的には一回観れば充分かな。