kousei

gifted/ギフテッドのkouseiのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
3.7
天才メアリーをどこで育てるかが争点。
他の子と同じ様に普通の子供時代を過ごすことを望むフランク(クリス・エヴァンス)
偉大な数学者になる為には、小さい頃からの英才教育が必要だというイヴリン(リンゼン・ダンカン)
しかし、メアリーは天才である前に7歳の女の子だということを忘れてはいけない。

温かい感情がこもったクリス・エヴァンスの演技や、リンゼン・ダンカンの情熱的であるが故に狂気的な部分をしっかり演じ切っています。
どちらもメアリーを守ろうとする意思から来る行動だけど、それが間違った方向に行く時もある。
ギフテッドに限らず、子供を育てるのは難しいということ。

メアリー役のマッケンナ・グレイスのキュートで魅力的な演技は凄い!
7歳の少女の無邪気さと、天才的な才能を持つ少女という、反対的な要素のバランスを絶妙に表現しています。

太陽の光がメアリーとフランクの二人を照らし、親子のように遊んだり話したりするシーンが印象的。
心温まる作品です!
まだ観てない方はぜひ!
kousei

kousei