yksijoki

gifted/ギフテッドのyksijokiのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
4.4
日本語だと「才能」「能力」という表現だけになると思うがgifted(贈り物)、capability,genius,と多彩な表現がでてくる。特にgifted=神からの贈り物という表現が素晴らしい。劇中でメアリーが夕陽の中で神っているの?と聞くシーンが示すように本人に自覚があろうとなかろうと周囲からの目が全く違うものになる。これこそがメアリーのママが苦しんだことでありフランクがキツいと思った部分なのだと思う。

すごく素敵なフレッドという猫ちゃんについても目が1つしかないということで奇妙がられたり距離を置かれたり、、はたまたアレルギー反応を示されてしまったりがある。そこを本人と周りがどうポジティブに捉えられるかということなのだと思う。

メアリーが可愛すぎるシーンがマジで沢山ある。その上でフランクの現場徹底主義、色眼鏡ではなくフラットに色んな事をさせてあげるのがすごく羨ましい。

オクタヴィアスペンサー含めて本当に俳優陣のキャラクターをうまく生かしたストーリーテリングになっている。イブリンの性格も、ボニーのGoogle検索する感じも、判事の古めかしさも、全部素敵。

こういうテーマのやつは無理だ。。。
yksijoki

yksijoki