メアリーちゃんがなんとも愛らしい。
特別なことって人生においてなんなんだろう。
『500日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどのマーク・ウェブ監督。
親権をめぐる珠玉のヒューマンドラマ。7歳の少女の特殊な才能が発覚したことから、ささやかな幸せが揺らぎ始める。
めいで7歳のメアリー(マッケンナ・グレイス)と片目の猫フレッドと共に、フロリダの小さな町で生活している独り身のフランク(クリス・エヴァンス)。
平穏に過ごしていた彼らだったが、メアリーにある天才的な能力があることが判明する。フランクは彼女に普通の子供と同じように育ってほしいと願っていたが、彼の母エブリン(リンゼイ・ダンカン)は二人を引き離してメアリーに英才教育を受けさせようとする…
重いテーマだが、暗くならずユーモア交え、じっくりと感動を伝えてくれる。
子供と離ればなれになることほど辛いことはない………
ここでは、フランクとメアリーの関係は叔父と姪だが、親子以上の存在になっている。里親に預けられるシーンは涙が出てしまった。