喵來

検事フリッツ・バウアー ナチスを追い詰めた男の喵來のレビュー・感想・評価

3.8
エンディングの短さにびっくらこきまろよw

見終わってから思い出したけど「アイヒマンを追え」をまだ見てない見なきゃ。。。。。。
「イミテーションゲーム」も見たくなったよ。虚しいよ。。。全ての功績がたった一要素だけで無になってしまうの。

そして63年までの「顔のないヒトラーたち」に繋がるのね。。。。

最後まで見ないと原題の意味がわからないの良いよね👍✨




若い青い検事が可愛くて最高。「顔のないヒトラーたち」の主役ちゃんもこんな感じだったよな。
古狸な検事たちもナチサイドかと思うと悲しくなるね。(でもおじさんの顔の見分けがつかなくて「当局」がどの当局を指してるのかわからなかったりwwwwwwwww(首相府サイド連邦刑事局情報局に決まってんだろw))
いやもうわかってたけど「フリッツバウアー」じゃなくて「ヨアヒムヘル」である。
でもアイヒマンを追う過程よりもバウアーの人間性が強く描かれてた分ポリティカル映画ではなくなってるのかも。

そのヨアヒム役David crossがキングスマンでヒトラーやってんのか。。。。いいのか。。?

アイヒマンショーでもあったマスコミ席的なとこアレなんなんだろ🤔各国の諜報部が一同に会す危ないとこ。。。。


なんで59年段階で「今更」といえてしまうのか。
そんなシーンばっかりでびっくりよ。事なかれ主義というか全員ナチ関係なのかもう。。。
同性愛者ネタもしれっと入れてくれるのありがたい。

東西ベルリン東西ドイツのそれぞれの閉塞感も良き。
警察も本部もナチだらけってのも堂々と描いてるねぇ。
イスラエルで裁けるかドイツで裁くか。揉めますよねぇ。過去と対峙、よりもあくまで外交手段として考えてた人も多いってのリアルなのかも。

「法治国家なのだと」「法律は文字の羅列じゃない、生身の人間を扱う」その通りです。




メモメも

フランクフルトは西ドイツね。東ベルリンとよくやりとりしてるのは東側もナチの敵サイドだからか?
ボンは西ドイツ。リスさんが普通にいてびっくりwwwwww
アデナウアー、西ドイツ初代首相でルクセンブルク協定とか結ぶけどグロプケをずっと首相府長官登用してたのか。interesting。
いい加減に気持ち悪いけどねアデナウアーも。
クウェートにいるというのは被疑者撹乱のための偽情報。
アイヒマンは60年
アウシュビッツ裁判は63年
喵來

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