<概説>
娘が死んだ。その喪失感から次第に立ち直ろうとしていた矢先、父は娘の仇の正体を知る。ラスト30分の父の凄惨な拷問劇をとっくりご堪能あれ。
<感想>
グロい〜〜〜!最高だ〜〜〜!!!
ラストはとにかくグロテスク。監督の悪趣味の玉手箱なのでスプラッタ映画がイケる人は是非とも見てほしい。
ただグロテスク以外にも目を向けると、とても物悲しい物語であったとも言えます。
最後まで娘の視線を感じ続けたデレクや、弟としての未熟な精神面から脱却できなかったトミー。そして犯人の末期の謝罪でデレクを呼ぶあの悲痛な声。
この作品が好きな方は『ファウンド』などの作品も好きでしょう。ただグロテスクなだけでは終わらない良作でした。