トランスマスター

A FAT WRECK ア・ファット・レックのトランスマスターのレビュー・感想・評価

2.0
♯47 FAT WRECK CHORDS讃歌

舞台はサンフランシスコ

90年代にEpitaphレーベルと共にメロコアブームを牽引し、最盛期には年間100万枚以上のレコードセールスを記録し、150タイトル以上のアルバムを発売してきたパンクロック界の強力なインディーズ・レーベルFAT WRECK CHORDSの25周年記念ドキュメンタリー作品。

社長は『NOFX』のベース兼ヴォーカルのファット・マイク、副社長は5年前に離婚した元妻エリン・ケリー・バーケット

所属バンドのエピソードをメロコアのBGMで聞いていくだけの映画です。

◆良い点/注目ポイント
・私が人生の中で1番曲を聴いたバンドは、『NOFX』です。太ももにNOFXの巨大ロゴをTATTOO で彫ろうとしたほど好きです。
そのリーダーがEpitaphレーベルで数週間バイトしてノウハウを習得してDIYで作り上げたレーベルが、バンドの自由を尊重して家族のような存在になるまでの軌跡が楽しめました。

◆改善点
・無し。

◆総括
・ファット・マイクが劇中で、パンクの事を
「酔ってラリった連中が、生み出す至高の音楽だ。」という金言をいただきました。

今作はレーベル所属のバンドを好きで無いと退屈なドキュメンタリーです。

NOFX単体のドキュメンタリー作品
『NOFX BACKSTAGE PASSPORT』は、バンドの事を知らなくても万人にオススメです。

-2024年47本目-