チャトボール

散歩する侵略者のチャトボールのネタバレレビュー・内容・結末

散歩する侵略者(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2017年公開、黒沢清監督作。松田龍平、長澤まさみ出演。
劇団イキウメの同名人気舞台劇が原作。

行方不明になった不仲の夫 真治(松田龍平)が見つかるが、まるで別人のようになり不審がる妻 鳴海(長澤まさみ)。

真治は、地球を侵略した宇宙人に乗り移られ、まわりの人間から言葉の概念を頭をさわり覚えていく。概念を取られた人間はその概念がなくなる。

皮肉にも仲が悪かった夫婦が宇宙人に乗り移られたことによって、仲が良くなっていくのが面白い。

夫(宇宙人)を世話をしていた妻が、愛の概念がなくなり夫に世話をされ、冒頭、ラストで逆転するのが印象的。