こぅ

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのこぅのレビュー・感想・評価

4.2
🌅新年明けましておめでとうございます🎍
今年も宜しくお願いします。

とはいえ、映画初めでは無く、、
昨年からのレビュー残①

クレイグ・ギレスピー監督による【実録・スポーツ
・スキャンダル・ドラマ】。

支配的なママ(アリソン・ジャネイ)に育てられたトーニャ(マーゴット・ロビー)は、フィギュア界で有名になるが、’94年に五輪出場権をめぐる襲撃事件に関わり、転落人生を歩む…。

トーニャ、夫、ママのインタビュー仕立てで回想してゆく構成と演出の巧さで引き込まれた。

厳格なママ役、アリソン・ジャネイの容赦無い鬼ママぶりが強烈で、格好良いとさえ思えるくらいだった。(助演女優賞受賞も納得。)

マーゴットのフィギュア滑走が素晴らしく、また、映画的撮り方というのも有り、迫力があった。
夫役のアベンジャーズや、ローガン・ラッキーの
セバスチャン・スタンに気付かず、またもや別人のような怪演で【カメレオン】だな〜と再認識。


浮き彫りになった事件の真相には、意外などんでん返しが待っていた。(普通に見せずエンタメ性を狙い、サスペンスフルに仕上げた。)

いざという時頼りになりそうなママでさえ…
結局トーニャは他人に恵まれず、1人で強く生き抜いたのだ。

彼女の生きた半生から様々な【教訓】が浮かび上がってくるドラマだった。
こぅ

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