Aix

線と色の即興詩のAixのレビュー・感想・評価

線と色の即興詩(1955年製作の映画)
3.7
カンヌ国際映画祭の短編部門でパルムドールを受賞したノーマンマクラレンの作品。

同監督の隣人が面白かったので今作も鑑賞してみました。隣人ほど明確なストーリーがない分、今作の方が実験映画的だったと思います。イメージとして近いのはディズニーのファンタジアかな。ファンタジアをもっと大人向けにして、音楽を派手なオーケストラからSEに取っ替えたような作品が今作です。もちろんアニメーションも凄く綺麗なんだけど、それ以上に音響が素晴らしくて、ディズニーにも負けてないクオリティーを今作は誇っていました。

隣人を見た時も思ったけど、この監督は音の使い方が上手いですね。全てのアニメや映画が今作と同じくらい質の高い音響だったら良いのになとしみじみ思います。
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