toshi

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦のtoshiのレビュー・感想・評価

1.9
本日鑑賞致しました。年度末の面倒なお仕事も片付き、余った有休を少しでも消化しようとした有休取得でございます。それにしても何で有給休暇ってこんなにも優越感に浸れるのでしょうか。普段どうしようもない不甲斐ないリーマンだからなのでしょう。・・・自己解決でございますw

本日平日とはいえ子供たちは春休み。且つauマンデイの月曜日でございますから映画館は子供たちで賑わっているのでは?と最寄りの館に出向きましたら、予想通り子供たちでいっぱいです。これは満席覚悟と思いましたが今作のスクリーンはガラガラでございました。どうも良い子の皆はドラえもんを観に来た様でした。

今作シリーズ、毎回ライダーとスーパーヒーローが散らかり放題に出てきて何が何やら分からなくなってきますが、さすがに子供たちもそれを知ってか何とも悲しい数の座席の埋まり様でございました。

仮面ライダーエグゼイドのゲームモチーフを土台にしてオジサン達には懐かしいゲーム、ゼビウスの敵キャラが上空に現れる所から始まります。因みにゼビウスの敵キャラは東映プロデューサー白倉さんがいじっているゲーム機からいきなり飛び出してきます。といいますかあれは間違いなく白倉さん、あなたですよね?

オジサン&東映特撮オタクの心くすぐる演出もありましたが、相変わらず幼少の頃から愛し続けてきた過去のヒーローはぞんざいに扱われており、やっぱり良い気持ちにはなれません。今作で言えばゴレンジャーと北岡先生でしょうか。ゴライダー・・・出てくる必要があったのか?そしてモモレンジャーはそんなにナヨナヨしていませんっ! また久しぶりに仮面ライダーゾルダが観れると少しでも期待した私がバカでした。全く持って活躍がないです。また北岡先生が老けてしまい千鳥のノブにしか見えませんw 極めつけは4月から配信が始まるアマゾンズのシーズン2面々も出てきて完全に番宣状態でございます。

アクションというか戦闘シーンが随所に散りばめられていましたので、子供たちにはちょっと長い1.5h程の尺でもそれなりに集中できたと思います。が、今作シリーズが今後も末永く続くと思うと幼い頃に夢中になった自分たちのヒーローが、ぞんざいに扱われてしまい残念に思われるのでは?と凄く心配です。

帰宅後、東映チャンネルにて侍戦隊シンケンジャーの再放送を観ました。本日45、46幕2本が放送されました。シンケンジャーは44幕から私の中では神幕で、松坂桃李さん演じる殿様(丈瑠)シンケンレッドのある衝撃的な事実から一気に引き込まれます。リアルタイムで放送当時、日曜の朝7時半から号泣させられた事を思い出します。そして幾度と観た再放送・・・。でも本日もやっぱり嗚咽するほど泣かされました。そこまで感動する作品をどうか劇場版でも作って欲しい事を切に願います。

リアルタイムで放送された数々のヒーローを応援し憧れて来た身としては、どうかこれ以上私のヒーローをぞんざいに扱わない下さい!と思いました。
toshi

toshi