社会のダストダス

MEG ザ・モンスターの社会のダストダスのレビュー・感想・評価

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
3.1
公開当時劇場で観たかったけど他を優先して観なかった作品。観る前はどうせ馬鹿な映画だろうと思っていたけど、予想以上に面白かった。やっぱり馬鹿な映画だったけど。
「アイアンマン」もついに観れたことだし、ネットフリックスさん様様。
中国資本のモンスター・パニックなので勝手にレジェンダリー・ピクチャーズの映画だと思っていた(馬鹿さ加減とかも)。

中国・上海沖の海洋研究所「マナ・ワン」の深海探査艇がマリアナ海溝最深部の未知の海域に到達する。しかし、探査艇は巨大な生物の攻撃を受け損傷し浮上できなくなってしまう。探査チーム救助のため、かつてマリアナ海溝での救助実績があるレスキューダイバーのジョナス(ジェイソン・ステイサム)に救助の依頼をする。

地上最強のセクシーハゲと深海の伝説メガロドンの世界を賭けたドリームマッチ。しかし、完全アウェイの海中が舞台でもサメごとき相手には丁度いいハンデだったらしい。まさかこのハゲ本当に物理で戦いを挑むとは…

パニック映画としては思っていたよりマイルドな表現だった、デカすぎるため食い散らかすまでもなく丸飲みにしてしまう。比較的ファミリー向けのようなので、それも仕方がないか。お約束の海水浴場にMEGさんがやってくるシーンもあるものの、もっとプランクトンを吸い込むジンベイザメのごとく豪快な食事が観られるかと期待したけど。

パニック映画としてのハラハラ感はメガロドンが全貌を現わす前半までという感じで、その後はハゲ対サメのバーサスものとなる。ストーリー的には結構楽しかった。
もし続編があるなら相棒にロック様とか出てきても不思議じゃない。この二人ならゴジラみたいなサメでも銛で仕留めそう。