Yuki2Invy

花と蛇 白衣縄奴隷のYuki2Invyのレビュー・感想・評価

花と蛇 白衣縄奴隷(1986年製作の映画)
3.6
ロマンポルノの『花と蛇』シリーズ(全5作)では、今作のみは「遠山静子」さんが主人公ではないのですね。まあやってるコトは同じではありますが、ナンちゃってシリーズ作と言っても好いのかも知れません。話の内容自体はごく平凡ですし、基本的にはSMシーンもごくマイルドなモノに留まるので、その方面の出来は大したモンでもないとは確かに思われるのです。が、肝心の女優さん3人とゆーのが結論的にはいずれも私の好みのドンピシャで(見た目的に)その意味ではワリと結構楽しめましたですね。

責められ役の一号は「四代目SMの女王」こと真咲乱。少しエキゾチックで何とも「濃密」なルックスの美形だが、それにマッチしたダイナミックな乳が率直に見事で組紐での緊縛が実に映えるのが超グッド。責められ二号はベテラン江崎和代で、コッチはコッチで地味な和装の似合う涼し気な容貌も然ることながら、この人も実に品好く存在感の有るオッパイをしており色っぽさとゆーのは総合的にかなり高度(レズビアンという設定だがソレをその細い躰に不釣り合いなエラい物騒な張形で犯すシーンは、呻く様なその声も相まって中々にエロかったす)。

そして2人を責め上げる女王様役はこの頃のロマンポルノではエース級の小川美那子である。女王役にピッタリのキレの有る美貌に加え、彼女の「責め」の原動力である嫉妬を大いに滲ませる演技の方も中々達者で流石エース!という感じであった。中盤は彼女は責め役に徹しているが、最初と最後では自身でも濡れ場をシッカリと演じてくれており、サービス精神もまずまず良好と言えるだろう。

3人のキャラ・ルックスの彩りも好く、重ねて女優目当てなら十分楽しめると思う。是非。
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