「スキ！スキ！スキ！スキ！」
もう来年から夏の風物詩は
「サマーウォーズ」から「ルー」に。
「蛍の墓」から「この世界の片隅に」にしよう！
恥ずかしながら、湯浅監督作品は初見なので言うのも憚れるのだけど
傑 作 ！！
今年の、まこデミー賞アニメーション部門受賞は本作で決まり。
愛がテーマと言う人もいるけど、私はそれ以上に【思ったことを素直に伝えられる世の中になってほしい】という監督のメッセージを感じた。
例えば
自分がめっちゃ面白いと思った作品でも世間の評価が低いと自信を持って面白い！って言い出しにくかったり、その逆で自分がつまらない、ノれないって思った作品でも世間がめっちゃ盛り上がっていると、無理して面白いって言ったり。そういうことたまにないかな。
自分の場合は……「ガーディアンズオブギャラクシー」だったりするワケだけど。
そういった、言いたいことが言えない気持ちが主人公と友達二人を通して、それはまるで「スタンドバイミー」のように少年少女たちの成長譚として観ることが出来た。
小難しいこと書いたけど
音楽も良いし
あの躍りはめっちゃ可愛いし
ルーもめちゃくちゃキモ可愛いし
ワン魚なんて犬苦手な私でもヤられた。
アニメーションとイマジネーションの極地。天才だわ、この人。
湯浅監督作品、他のも観てみよう！
ルーの父親:篠原信一
この破壊力ときたら。
