'20 8/19 ジャケ写掲載ありがとうございました。
初スコット・アドキンス目当てで鑑賞。
ジャケ写すら無い…
日本未公開が惜し過ぎる【本格格闘アクション】。
ユーリ・ボイカ（スコット・アドキンス）はリングで対戦相手ヴィクトルを事故死させてしまう。自責の念から妻アルマに償おうとロシアに向かう。
彼女はロシアンマフィアのボス、ゾーラブから借金をし、店のウエイトレスとして働かせられていた。ゾーラブはボイカに自分の経営する店の地下格闘場で３戦勝てば借金をチャラにすると持ちかけられるが…。
「私を救うために来たわけ？」
「自分を救いに来た」のセリフにグッときた。
格闘アクションでは【イップマン】以上、
【ドラゴン×マッハ！】【リ：ボーン】以来⁈熱くなった。
スコットの鍛え抜かれた肉体からスピーディーに繰り出されるパンチ、関節技、回転キックが見所だ。演出もヘタに短いカット割にせず、長回し、適度なスローで迫力を捉えていて見応えがあった。
この手のアクションにありがちなリュック・ベッソンのマンネリ復讐劇に走らない脚本も評価したい。（ピンチ後の反撃が凄すぎるのはご愛嬌。）
格闘アクションファンならスカッと、観て損無しの必見作と言い切れる。
クライマックスの対戦相手で刑務所から借りてきたモンスター【悪夢】（マーティン・フォード）へのラストドロップキックがカッコ良すぎる。
今や個人的にスコットと言ったらイーストウッドでは無くアドキンスだ。
ラストのボイカとアルマのやり取りも良かった。
エンドロール前、ダニー・ラーマーに捧ぐ
って、誰⁈
