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さらば愛しきアウトローのnewのレビュー・感想・評価

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)
3.8
1980年代初頭からアメリカ各地で多発した銀行強盗事件の犯人であるフォレスト・タッカーは、15歳で初めて投獄されて以来、逮捕、脱獄を繰り返していた。彼は発砲もしなければ暴力も振るわないという風変わりなスタイルを貫き、粗暴な強盗のイメージとはほど遠い礼儀正しい老人だった。

実在した銀行強盗犯を描いた作品。
主人公の生き様とロバート・レッドフォードの渋みがかけ合わさって、カッコいいいい!!
ワルなりの美学があるとか、自身の正義があるとかでは無くて、まごうことなき「悪」の主人公なのだけれど、そこには人を傷付けず楽しく生きようとする彼なりの人生観が見えて思わず正しい行いではなくともカッコいいと思わされてしまう。ていうかアウトローな紳士ってだけで、ギャップがあってカッコいい。
ロバート・レッドフォード引退作として、、相応しいいぶし銀な作品だった。
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