F・トリュフォー監督作。『大人は判ってくれない』から続く「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズの第5話で完結編。
ジャン・ピエール・レオ演じるアントワーヌは第1話から登場して20年余が経ち35歳に。印刷所に働きながら過去の恋愛体験を綴った作家としても活動、妻とは離婚したが新たな彼女もでき、これまでの少年・青年時代を回想していく。懐かしい初恋の相手との再会や母の墓をお参りしたり、観ている側もつい感傷的になってしまいます…。
撮影はネストール・アルメンドロス、音楽ジョルジュ・ドルリュー、共演にマリー・フランス・ピジェ、クロード・ジャドなど。双葉十三郎氏の #愛をめぐる洋画ぼくの500本 紹介作でした。