自己満足点 63点
(やや短文感想になります。)
公開同時に劇場で観ましたが、金曜ロードショーで先日やってたので録画して再鑑賞しました。
興行成績的に優秀だけど評論家からの評価が今一つの山崎貴が監督した作品ですが、これも「鎌倉ものがたり」という昔の漫画が原作だそうですね。
今作は少し和製ティム・バートン色が強い感じで、この映画の世界観そのものは結構好きです。
鬼や妖怪のCGがティム・バートンのようにどこか奇妙で愛らしさもある造形で好きだし、黄泉の国のCGはゲームっぽさはありますが自分は好きです。
あと堺雅人の家にあるミニチュアも好きですね。あの家に行ってみたくなります(笑)
ただ、個人的にストーリーがそこまで面白いわけでは無かったです。
堺雅人と高畑充希の演技は良いのですが、その夫婦自体が凄く好きになれたわけでは無いです。
また、後半の黄泉の国に行くストーリーは正直微妙です。
高畑充希を拐った理由は下らないし、何故堺雅人が簡単に城に入れたのかも解らないし、正直ガッカリしました。
ドラクエのユアストーリーといい、山崎貴はストーリー構成を練るのが不得意なのでは?
(余談)
海街diaryを観たら鎌倉に行きたくなりますが、これを観た後に鎌倉に行こうとはあんまり思わないですね(笑)