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テオレマのhedonisticのネタバレレビュー・内容・結末

テオレマ(1968年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

かのパゾリーニ監督作ということで、少し身構えつつ鑑賞😅

結果、ヤバかった…😣

あらすじとしてはかの『太陽がいっぱい』(ex『リプリー』)、もしくは最近だと『saltburn』的な、魅惑的な青年が裕福な家庭を乗っ取っちゃう、のかなと思いきや、そうは問屋が下さない。

メイドもマダムも旦那さんも、男女関係なく家の人み〜んな一人残らず虜にしちゃう謎の居候テオレマくん。これがね、確かにわかるのよ魅力が😓

こういうのをフェロモンムンムンていうんですかね。
こりゃ役者自身が発する色気に説得力がないと成り立たないけど、まースゴい。しかも性格も良くってナイスガイなのに、誘われたらマダムだろうがムスメだろうが、なんの躊躇いもなくヤッちゃうインモラル天使なんですよ🥺

そんでもって不意に家を去るテオレマくん。そしたらその喪失感から全員おかしくなってしもて🥺🥺(ここから本題)

お姉ちゃんは精神に異常を来して強制入院、お兄ちゃんは抽象画家の才能がオープン。メイドは聖女に覚醒して、子供の病気を治したり、ついには空中浮遊まで会得する😂

げに凄まじきテオレマくんの魅力なのであった。
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