このレビューはネタバレを含みます
【ストーリー】
戻る卓球少女の多満子（タマ）は普通に就職して仕事をしていた。
タマの会社に入ってきた全日本卓球選手の江島はタマと付き合い始めた。しかし、その後、ミックスのペアの女の子と二股し、タマは裏切られたショックで地元に帰る。
地元の卓球場では子供時代の友人の1人、高校生の有馬、初老の夫婦2人がいた。
それと、最近入部した荻原という男。
タマは荻原とペアを組んで、打倒江島を目標に。
しかし、1度目の大会挑戦は惨敗を喫する。
そこから、更に猛練習を重ね、いよいよ大会1週間前。
そこに現れたのは荻原の元妻と子供。2人は荻原を連れ帰り、新しい会社の面接を受けさせようとしていた。面接日は何と大会と同じ日程。
荻原は元プロボクサーで、元妻は会社の上司と家にいた現場を目撃し、その場で殴りかかってしまう。それが原因で荻原は前科者となり、離婚していた。また、元妻は不倫をしていた訳ではなく、上司に相談をしていただけであった。
また、タマも江島からまたペアを組もうと誘われていた。タマは特に卓球をする理由がない荻原に対応出場を諦めさせ、面接に行ってもらうため、江島とペアを組むとウソを付く。
そして、江島は面接に行くことになり、大会出場を諦めたタマ。（江島とも当然だと組まない。）
大会当日、有馬は皆に大会出場することをメールで皆に告げる。
奮起したメンバーは全員出場を決意。
有馬は不登校でイジメられていた。卓球を始めることで、なにか変わるきっかけが欲しいと思っていた。タマの友人は医者の旦那と結婚したが、周りからは品が無いと裏で陰口を言われていた。それでも卓球が好きで辞めたくなかった。
夫婦は子供を数年前に亡くしており、子供が卓球をしていた。子供の夢は全日本大会にしゅつすることで、その夢を引き継ぐ為に卓球を始めた。
それぞれの思いを胸に大会に出場するメンバー。
タマは普通に仕事をしていたが、荻原がいきなり迎えに来て、タマにキスをした。
そして、2人は会場に向かう。
大会に間に合った2人は順調にコマを進め、決勝で江島ペアと当たる。
江島ペアは強くて、何も出来ずに2セットを練習される。
3セット前のブレイクで、荻原は応援に来ていた元妻、子供に手を振る。その話の中で、元妻とは元サヤに戻っていないことをタマに告げる。
元妻は荻原が殴った上司と殴られたことが原因で話すキッカケとなり、急接近し再婚していた。
また荻原が卓球を始めた理由は娘が卓球ををしており、親子でラリーをするのが夢だった。がしかし、娘は卓球を一週間で辞めていた。
そんな下らない話をして肩の力が抜け、リラックスできたのか、つづく第3、4セットを奪取する。
ラスト第５セット。江島が何とか返したチャンスボールが台のふち、ギリギリに接触しそれを返すとことが出来ず、ゲームセットとなった。
その後は地元の卓球場に生徒がたくさん集まり、繁盛。無事に卓球場を再建することに成功した。
【感想】
面白かった。笑い有り、シリアス有りで良くまとめられていた。何も考えずに楽しく見られる作品。
