このレビューはネタバレを含みます
わんこが死ぬ。それだけはマジで解せん。
さてタイトルから察するにゾンビ系かなオバケ系かなバケモノ系カナ〜？？？ってウキウキB級ホラーを想像してワクワクしてたら急に横っ面シバき倒されるような映画でした。
意外性だけでスコア5です！！
わんこが死ぬのは納得いきませんが。
シンプル怖いのは人の想像力。ってな。
観てる側の想像力も掻き立てる。実際にああいう極限状態に放り込まれたら私は平穏無事では済まされません。たぶん手っ取り早く全員殺す…物騒…これだから社会性皆無の人間は…。
みんなの表情も良かったですね。
よくある夢オチ天丼はちょっとしつこかったものの、感受性豊かな人が観るとほんまにホラーと思うかと思います。
わたしは感受性が乏しいので「森の中での丁寧な生活」みないに観てました。わんこが死ぬのは解せない。
最後までどんな病気でどうなるのか。という明確な説明もなく、ただただひとつ屋根の下で繰り広げられる疑心暗鬼だけで90分間乗り切った感じはあります。
暗闇の撮り方が上手いなあと思いました。
わんこが死ぬのはまじで解せん。
確かなものがない。
分からない。
見えない。
曖昧。
そういったものに対する恐怖が生死と直結させられたら、そら怖いわな。
物静かな雰囲気だったので、この後はコンクリート・ユートピアでも観て「やっぱこれだよこれこれ！！人の醜さ！！恐ろしさ！！」やろうかな。って思いました。
この辺りの描写でエグいのは韓国映画。大好き。
この作品ももちろん面白かったですとも。スコア5です！！（2回目）
