めたわに

アフターマスのめたわにのネタバレレビュー・内容・結末

アフターマス(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

実際にあった2002年のユーバーリンゲン空中衝突事故とその2年後に起きた管制官刺殺事件を映画化したもの。

率直に実話ベースと関係なくいいストーリー。管制官の誘導ミスと言えばそう言えるし、彼だけの責任かと言えばそうも言えない。しびれをきらし勝手に高度を下げたパイロットの責任もある。どこに罪があるかそしてどう罪を償えばいいのか。命の喪失はお金で償えるものではないがお金以外でどう償えば良いのか?
ただ一つ言えるのは、事故で命を落とした者とその家族たちが被害者であるということだ。

シュワちゃんが珍しく演技派俳優を。事故現場に入り込み家族の遺体を見つけた苦しみ等、喪失に苦しむ家族を見事に演じている。管制官役のスクート・マクネイリーも、罪人(つみびと)をうまく(地なのかも)演じていた。
俳優の演技にも助けられいい映画でした。


悲しみ恨みから管制官を殺し罪を償うシュワちゃん。
ただこれだけでは終わらない。出所したシュワちゃんを仇討ちで息子が襲う………これはいらなかったんじゃないかな。
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