このレビューはネタバレを含みます
静かな環境で穏やかに過ごしていた、詩人の夫とその妻。ある日見知らぬ男性が突然自宅を訪ねてくる。不信に思う妻であったが、夫は快く受け入れる。その後、その男性の妻や子供など次々と訪問者が現れ、しまいには自宅で好き勝手に振る舞うようになってしまい…。
なるほど、わからん。正直全く分からなかったので、色々な方が書かれた解説も読ませて頂いた。旧約聖書の創世記を基にしたストーリらしい。
妻＝母なる大地＝地球
夫＝創造主(神)→ラスト、自分で創造することが務めだと言っている
子＝イエス・キリスト
整形外科医の夫婦＝アダムとイブ
整形外科医夫婦の2人の息子＝カインとアベル(アダムとイブの息子)
と考えると良いらしい。創世記のあらすじを読んでみて、当てはまっている部分はあるなと感じたけど、初見でこれだけ理解するのは無理。
夫婦の家＝地球上の自然
迷惑な客＝人類
と考えてみると、母なる大地を自分たちの都合で好き勝手に破壊し、宗教を理由に理不尽にお互いを殺戮し合ったり。
要は愚かなことをして地球を破壊し続けている人類への警鐘なのだろうか。来訪者たちの傍若無人な態度は見ていて目に余るが、地球からすると我々のしていることはこういうことなんだろうな。
