ゆうこん

赤線地帯のゆうこんのレビュー・感想・評価

赤線地帯(1956年製作の映画)
4.7
若尾ちゃん・・!!!
名女優の豪華過ぎる共演ですが、観終わって一言、若尾ちゃん可愛かったなぁ。。
若尾文子と溝口健二のタッグはこちらと祇園囃子の2作のみなのですが、どちらも甲乙つけ難いくらい若尾文子ファンにはたまりません。。
京マチ子さんや木暮実千代さんなど、皆それぞれに苦労する姿をよく演じています。
どうしてもキャストのことを考えながら観てしまう映画、それだけ俳優を輝かせた作品なのだと思います。
娼婦のそれぞれのキャラクター、それぞれのファッション、本当に面白いし、それぞれ際立っています。
音楽がまた凄い。
これが溝口健二の遺作、というのも、実験的な作風から、とても考えるところがあります。
画質の落ちた映像しか残っていないのがもったいないですが、それでも十分楽しめます。
ゆうこん

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