ゆうこん

何も変えてはならないのゆうこんのレビュー・感想・評価

何も変えてはならない(2009年製作の映画)
4.5
かっこいい映画。
初めて観たペドロ・コスタ作品で、理解というよりとにかく目撃した感覚だった。
説明出来ないけど、これは凄い監督だぞ、と当時思い、それからコスタを追っかけた。
ジャンヌ・バリバールもこの作品がきっかけで知りましたが、こんな女性になりたいな。。
映画館でジャンヌのアルバムが何枚か売っていたのに、金欠により買わずにいたら、欲しいのに後でネットでも全然見付からず、しばらくして渋谷のタワーレコードでやっと見付けたという思い出も。。
私がやっとこさ手に入れたアルバムはジャンヌのParamourというデビューアルバムで、劇中でも印象的だったRoseやタイトルでもあるNe change rienも入っていて、今でもよく聴きます。
ペドロ・コスタは音楽映画を撮るのが怖かったと語っていますが、音楽に寄り添うジャンヌの姿を美しく捉えていると思います。
何度も観て、味わい深い映画です。
ゆうこん

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