りゅう

アラーニェの虫籠のりゅうのレビュー・感想・評価

アラーニェの虫籠(2018年製作の映画)
1.7
○ビジュアル
個人制作ということもあり、
いわゆるアニメ作品よりも動きを落としたものである。

紙芝居とは異なり、
背景と人物は分割して動く。

しかし、だからといってクオリティが低いわけではなく、この手法から生み出される独特の質感やアニメーションとしての楽しさもある。

これによって、主人公の顔や、目の周りの描写などは、アニメではあまり見ることができないものとなっている。

90年代少女向けホラー漫画チックなビジュアルである。


しかし、動きの少なさをカバーしようとしてるのか、手ぶれカメラのブレのような動きが至る所に入っている。
これは、要らないと感じる。


○ストーリー
支離滅裂気味?
不自然に色々な要素を組み合わせているような。

怪現象の正体は、妖怪、人体実験、公害のうち、どれだったのか。
虫祓い師はなんだったのか。

そして、結局、全て夢オチなのである。
りゅう

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