思ったよりも(前半は)アクション控えめのスパイ・アクション。
その代わりストーリーが中々複雑で、単純明快なアクションを期待して観ると、頭が混乱するかも…
展開的には前半は比較的まったり。
後半からグッと加速してくる感じ。
特にスパイグラスを東ドイツから脱出させるための作戦下でのアクションは凄まじい。
マジでケガしてるのでは?というほどシャーリーズ・セロンが体を張ってます。
ビジュアル的には、シャーリーズ・セロンのコート姿が最高に美しい。
色々なコートを次から次へと羽織るのだが、どれもこれも似合いすぎて惚れ惚れしてしまう。
ディルフィーヌと初めて接触したバーのシーンも素晴らしい。
ほぼ横顔メインで時折目だけをコチラに向けるのだが、その表情が堪らなく妖艶で個人的にかなりツボった。
小悪党のマカヴォイもイケてる。
出番は少なかったけど、ビル・スカルスガルドもクールな感じで良かった。
残念だったのは劇中の音楽。
曲の良し悪し(どちらかと言えば曲はイケてる)ではなくて、シーンと曲がマッチしておらず、観ていてチグハグ感は否めないのが残念。
とは言っても、シャーリーズ・セロンを愛でるには、過去最高の映画だと思う😄