リーアムのテイクン96時間
2011年3月26日 17時52分レビュー。
2008年、製作、脚本リュックベッソン。監督ピエールモレル。
出演、シンドラーのダークマンことリーアムニーソン。
今や欧州のジョージルーカス的制作者としてモリモリ作品連発している「監督引退気味」のリュックベッソン。
本作、絶賛レビュー連発で気になった作品。遅めの鑑賞です、、。
やっぱりベッソンのどことない暗殺物「ニキータ」や
日本人がこよなく愛する溺愛作品「レオン」に通じる愛する物への復讐心がリーアムによって一直線に迫ってきたお話しでしたね。
細かい所は気にせず、ズカズカ、話はトコトン辻褄があい、中盤からガンガン攻めていくリーアム。
前半のたっぷり、ゆっくりのほのぼのパパから、
中盤以降の鬼のような叩きのめしに我々観客が、爽快なリズムでリーアムを応援しちゃう感じであります。
肉弾戦が、どこかスティーブンセガールのボディファイトのようでした。
なんでストレスたまってる方には、気分爽快な感じ、必見。
寂しい大人の事情も滲むリーアムニーソンのテイクン96時間の激走でありました。
ラストは、ラブに包まれています。
ピエールモレルのカットとベッソンのこだわる「愛深い復讐心」のテーマがうまく絡んだ96時間でありました。
リーアムが演じるとやはり、知的なニュアンスが凶暴なんだけど匂いは、張りのある落ち着きが漂いますね。
そこがリーアムじゃないと出せない味のようにおもいます。
どこか暴力が品が硬質な怒りにみえますね、リーアムの力が大変おおきいですよね。
私は
個人的に血管ドクドク「ダークマン」のリーアムが抜けません。
ある意味サムライミ監督の責任でもあります。
最初に見た俳優のイメージってなかなかぬけないですよね、、。
さて
ベッソン、モレルが魅せるリーアムのテイクン96時間!
ジェットコースターのようにお楽しみください!
追伸
私はベッソンの地下鉄は、異常にお洒落な異界だった「サブウェイ」や
欧州SFの傑作「フィフスエレメント」のような曲がったSF作品を熱望、待望しています、ベッソン!