岩嵜修平

南瓜とマヨネーズの岩嵜修平のレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
3.8
南瓜とマヨネーズ

この日本の片隅どころか、東京の片隅、どこかで現実にすれ違っている気がするほど若者同士のドラマをリアルに描いた秀作。

2004年のマンガ原作にも関わらず、描かれる世界に過去は感じず、普遍性ある若者像を、2017年の今に投影している。

男目線では臼田あさ美が太賀からオダジョーへ軽やかに揺らぐところに怒りを感じるが、それも、またリアル。

バンドマンが関わる青春ドラマはやっぱり好きだなぁ。
岩嵜修平

岩嵜修平